SAMURAI DEEPER KYO 小説

□最期の逢瀬
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『最期の逢瀬』













洞窟に入った日の夜

「蘇生術なんて使ってよかったのかよ。」

不機嫌そうに狂がつぶやく。

「えぇ。そうでもしないと私の体はもうもたないんですよ…。」

「…。」

「でも、狂貴方はそんなこと気にしないで良いんですよ?いつもどうりで良いんです…。」

「…そうか…。」





















どれくらい経っただろうか

狂がふと村正を見ると顔色が悪くなっていることに気づく





「おい・・・」


「!・・・ありがとうございます。狂・・・。ですが心配は無用ですよ?」

と、サトリでするりとかわされてしまう・・・






するとおもむろに、狂が村正に手を伸ばす。


「…ん…」

村正の首筋を爪の先でなぞると村正から甘い吐息が吐き出される


「死にそうな割には感度はいいんだな…。」

「…狂…。いいんですか?そんなに時間はないといったはず・・・。あなたには ・・・!!!!!!!」

「・・・ちょっと黙れよ。」





結局は狂の為すがままにされてしまう村正

しかしそれももう最期になるであろうことが二人には良くわかっていた。。。









村正はそっと狂の首に両腕を回してその唇に軽く触れた。

が、狂がそれを逃すわけも無く村正の唇を割って口腔を貪った。

「…あっ…狂…・ぁ・・ふぅ…。」


次第に苦しくなったのか、村正の口から喘ぎ声が出てくるその間にも狂は村正の服を剥ぎ取っていった

下肢への刺激に、村正は声をあげる。



「あぁ…ハッ…ッ……ぁぁ……。」


首を持ちあげ始めた村正のそれを、

狂は口に含み、濡れた音を立てながら舌で弄んだ。


「ん・・・・・・あぁ・・・・・・・・・・ッ・・・・・・」








直接与えられる刺激。

唾液の絡められたそれから、僅かに蜜が溢れる。




「・・んぁ・・はぁ・・・ん・・きょ・・・うぅ・・・ぁ」

「…もっと煽げよ村正…。」





「……、ぁっ…はぁっっっん」







良いところを刺激されひときわ激しい喘ぎ声が聞こえる・・・。

そして、狂は村正の蕾に舌を這わせる。


「…い、…いけません…きょ…う…。」

「…いけません…か。そう簡単に止めるわけねぇだろ・・・。」


狂はおもむろに自分の指を村正の中に入れた。

「っツ…はぁぁ…っア…ン…。」


村正は狂の背中に腕を回し必死にしがみついていた、そんなしぐさを見ていた狂は・・・。


「おまえ・・・、今まで随分とこの俺様に説教くらわせてくれたよな?…フ…覚悟しとけよ?」


「・・っえ…!?」




そう言うと狂は村正を犯す手を止めた。


「自分から垂れてみろよ…。欲しくてたまらねぇんだろ?」


「な!///」


「ほら言えよ・・・。」


「…くっ…」


狂はかする程度に村正自身に触れた


「っあ・・・。」


「村正・・・言え。」





























「きょ・・・う・・・が欲しいです。」

























そういって赤くなっている村正に向かって更に狂は言葉を続けた。



「・・・そうか。・・・・・・・・・なら自分から乗れよ・・・ほら」



「え!」



狂はそういいながら村正をうえに乗せた。













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