ネタ部屋

□先ず始めに……
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【クリーチャー】
世界のマナが異常な蓄積、集積によって、ファンタジー世界のモンスターのような異形が生まれると言う。これがクリーチャーだ。
その姿も力も、千差万別である。ファンタジーのモンスターのようなものもいれば、現実世界の自動車や飛行機のようなものもある。外見的に、とってもかわいらしいものだってある。

けれど、彼らの存在は(一部を除いて)脅威である。ただの一般人がこれらに出会ってしまったらどうなるか、想像に余りあるだろう。
ウィザードは、クリーチャーの討伐も主としている。彼らの脅威を退けられるのは、マナのバランスを整える力も持っている《シャード》を持った、ウィザードだけなのだ。

ただし、例外はある。
全てのクリーチャーが世界の脅威であるわけではなく、人類に敵対しているわけでもない。

世界のマナによって生まれたクリーチャーの中には、自我と知恵を持ち、その力でマナを整えたり《奈落》と戦ったりする存在が出来る。それらの総称が《精霊》もしくは《精獣》である。
一般に、《精霊》は肉を持たない意思体であり、《精獣》は基となる動植物がクリーチャ−化した後、自我を持つに到った存在である。
彼らはそのほとんどがウィザードにとって同志であり、保護対象となっている存在である。中には、その精霊獣と契約を果たすことで力を借り、パートナーとして共に戦う者もいる。



【マナ】
前述したように、全ての存在を構成するモノ。生物の命の源であり、存在するために必要な要素。

このブルーアースは、マナが非常に豊富である。
それ故に、先人達はマナを大量消費する「魔法」を使うようになった。

しかし、それが《奈落》を呼んだ。
マナは、いわゆる「プラス」のエネルギーである。一方、《奈落》は「マイナス」のエネルギー体と言える。
マナが豊富な場所には奈落が発生しにくい。マナが《奈落》の発生を抑えるからだ。
だが、マナは魔法を使う事で消費されていく。その消費地点から、《奈落》が出現していく事になるのだ。

それを防ぐため、現代のウィザードが持つ《シャード》には、簡易だが「結界」を張る力がある。
その結界の中は現実世界と切り離されており、イノセントが戦いに巻き込まれる事も、現実世界のマナを(全てではないが)大量消費する必要もない。
ゆえに、ウィザードらが戦うときは、ほぼ必ずと言ってよいほど結界を張る事となる。
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