「今日は午前はとても良い天気ですが、午後からは下り坂となるでしょう。それでは次のニュースです。昨夜未明・・・」
朝の天気予報士が言った言葉が花の気を留めた。
(今日ってあいつ、終日練習だったんじゃないっけ?雨降ったら困るんじゃ・・・ま、いっか。)
*晴れのち雨*
朝の天気予報は見事に当たり、1:30あたりから先程の天気が嘘のに土砂降りへと変わった。
(大丈夫かな?雨なら野球ってやらないんだよね?こんな雨の中帰ったら風邪ひいちゃうじゃない。)
落ち着かなくなり、花はふと窓の外に目をやった。あいつが通ったら相当なドラマだなんて思いながら。




そしてドラマは起こった。「いやー。助かったぜ花。サンキューな。」
窓に目をやれば、山本が走っていて。気が付けば呼びとめて風呂を貸していた。
「別に。風邪ひかれても困るし、ちゃんと乾かしなさいよ。」
「おう。」


ドライヤーをかけおわったら帰るだろうなんて甘い考えだった自分を花は叱咤していた。もう何時間も山本は花の部屋に居座っていた。
「いつ帰んのよ?」
「んー?気がすんだら。」
いくら恋人の部屋だろうと、よくもまぁそんなことを言えたものだと花は関心した。
「いやか?俺がいるの。」
上目使いで、まるで捨て犬のように言われると、「早く帰れ」なんて言えなくなってしまう。勿論山本もそんなこと、承知の上だ。
「別に嫌じゃないけど、」
「じゃぁ、いていいだろ?」
「・・・好きにしろっ!」
山本の上目使いに耐え切れなくなり、そっぽを向いてしまった花に山本は「やっぱ花大好きだぜ。」
どいいながら抱き着いた。
(きっとこいつには逆らえないんだなぁ。)
なんて花が考えていることもしらず・・・






アトガキ
ごめんなさいm(__)m 下書き見て書いてたんですが、後半文章がおかしいのに気付いてぶっつけで直しました。結局おかしいのは変わらないんですが(苦笑 誰か私に上手い終わり方を教えて下さい(泣) 嘩楠

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