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□恋愛方程式
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とりあえずチャイムがなるまで自由時間というわけでクラス中がざわめき始めた

中にはヒナギクに勉強を教えてもらう生徒もいたり…

魂が抜けている生徒もいた


ナギ「おいハヤテ!
お前何点だった…?」


ハヤ「・・・・・・・」


ナギ「お〜いハヤテ〜?」

ハヤ「ぜ・・・」


ナギ「ぜ…?」


ハヤ「絶望した!世の中すべてのテストに絶望した!!!
って言うか自分自身に絶望した!!!!」


ハヤテは突然、某絶望マンガの先生みたいなことを言って再び机に突っ伏した


美希「こりゃあ重傷だな」

泉「ま、我々と一緒に楽しい補習に行こうではないかハヤ太くん♪」


理沙「ハヤ太くん、ちょっと失礼」


理沙はそう言って机に置いてあるハヤテのテストを手にとった

あとから泉と美希もハヤテのテストを覗き込む


泉「何点〜?」


美希「…ほほぅ、これはこれは」


ハヤ「ちょ…なにやってんですか!」


ハヤテは理沙からテストを取り上げようと手を伸ばす

…が、瞬時に理沙が手を離してしまいテストが宙に浮く


そして後ろを通り過ぎようとした人の顔に…


バサッ


張りついた


「「「「「・・・・あ。」」」」」


その場が一瞬にして凍りついた
特にハヤテは顔がムンクの叫びみたいだ

だってテストが張りついた人は…


ハヤ「ヒ、ヒヒナギク…さん…」





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