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□恋愛方程式
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ここは名門・白皇学院の高等部…

今日は先日の定期テストの返却日…

つまり、ほとんどの生徒たちが悪夢を見る最低の日だ

ってかマジで悪い夢だったらいいと思う

そして今現在、ここにも悪夢を見ている少年が一人…


ハヤ「・・・・・・・」


返されたテストを見ながら完璧に硬直しているこの少年、綾崎 ハヤテ。

口からは白い魂がはみでている


雪路「・・・・答えの確認が終わったのでハイ!みんなちゅうもーく!」


クラスはざわつきながらも教壇のところに立っている担任、もとい世界史教師の雪路の方をみる


雪路「正直、今回は前回よりも平均点が低くなっていたわ
私はね、別にこのクラスの平均点が低くくなろうが高くなろうが困りはしなーい!
しかーし!!そのせいで私の給料まで低くなることは絶対に!確実に困るのよ!!
だからアンタたち!もっといい点とりなさい!!
ってかいい点取らなくてもいいからせめて私に寄付しなさい!
今ならお一人様500円で許してあげるわ!!!」



美希「なにに対して許すんだ」


理沙「っていうか雪路は本当に教師なのか?」


泉「教師にあるまじき発言だね〜」


雪路「そこぉ!私語は慎みなさい!!
あなた達も点数悪かったんだから、今週の土日は補習よ!!!」


三人「「「えぇ〜〜!?」」」


雪路「あと綾崎くんもだから!じゃ、先生は用事があるからこれで…」


ヒナ「ちょ、お姉ちゃん!まだチャイム鳴ってないわよ!?」


雪路「ゴメンヒナ〜
あとはまかせたッッ!」


ヒナ「ちょっ、お姉ちゃ…」


「じゃ!」と言って雪路は教室から出て行った


ヒナ「もぉ〜」





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