TOS、S-R
□側には君がいる
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側には君がいる
朝、窓から差し込む日差しが眩しくて眼を覚ます。まだ眠たい眼をこすり上半身を起こすと、自分のとなりには温もりが。
未だに気持ちよさそうに眠っているのはいつも元気に先導し僕を困らせる少女。もちろん嫌なわけではない。ただ恥ずかしいだけなんだけどね。
時間はまだ早い。もう少し寝かせてあげようとしようかな。先に朝食の用意でもしておいてあげよう。
そう思いベッドから出ようとすると、服の裾がぎゅっと彼女の手に握られていることに気づいた。