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□『未来世紀(たぶん)幸せ家族生活』
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白い陽光が窓から射し込み、美味しそうな匂いと音の漂う朝のキッチン。そこでは二人の影が動いている。
「そっちのお皿とソースとってくれる?」
「はいよ」
ルベドは言われた通りの物を持ってくると、邪魔にならない程度にコンロの傍へ置いた。
鶏肉を炒めていたサクラが軽くルベドの方を向いて笑いかける。
「ありがとう」
「ん」
文字一つで応えたルベド。その後も白いチワワと戯れながら、然り気無くサクラの近くで待機していた。
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