小説A

□マネジの模様
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「篠岡〜こっちこっち!!」
「先パーイ!」
今日は県大会の開会式で、各学校のマネジャー達は観客席にいる。
「久しぶりだね。阿部ちゃんも、中学ん時以来かな?」
「そうですね。お久しぶりです。」
「初めまして泉 コウっていいます。」
阿部と泉は軽く会釈した。
「かしこまらなくていいよ^^;阿部ちゃんは相変わらず律儀だねぇ。」
自己紹介も済んだところで3人共席に座ったが、阿部だけ座ってからもキョロキョロしていることに篠岡が気づいた。
「たかちゃんキョロキョロしてどうしたの?誰か探してるの?」
「うん、実は…」
「たっかやぁ〜♪」
「うゎぁっ!!!ちょっ!!高瀬さんっいきなり驚かさないで下さいよっ!」
阿部の後ろからいきなり現れたのは西浦の一回戦の相手桐青高校のマネージャー高瀬 準太だった。
「ごめんごめん^^;そんなにたかや驚くとは思ってなくてvv」
「もう心臓に悪いんでよして下さい!」
「阿部、いつの間に桐青のマネージャーさんと仲良くなったんだよ。」
と泉が驚いた表情で阿部に聞いた。
「あぁ少し前に偶然本屋で会ったんだ。」
「そ。そしたら買いにきた物も同じでさ、その後話ししてたらなんか気があって仲良くなったんだよな。」
と高瀬が付け足した。
「そうだったんだぁ〜」

そんなこんなで騒がしい5人であったがひとまず落ち着いて各学校の部活での様子や日常生活での話に花を咲かせていた。
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