トライアングル
□Stroy7
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*試合会場*
『うわー!いっぱい人がいるねぇ』
ミキ「ほんまやなぁ!あっ!白石くんや!」
キョロキョロしながらミキがひとりの男を指差しながら叫んだ
『白石くん?どれ?』
ミキ「あの人や!」
あっ!あの人って……
この前謙也くんの部屋で見た写真の人じゃん
じゃぁ謙也くんと同じ学校の人かぁ
名無しさんが白石を見ていると
「名無しさんー!」
『謙也くん!』
名無しさんを見つけた謙也が走ってきた
謙也「来てたんや^^」
『うん!テニスの試合見るの初めてだから楽しみ♪謙也くんはどこでやるの?』
謙也「あっちやで!てか隣の子は名無しさんちゃんの友達?」
名無しさんの隣で2人を見ていたミキを見ながら謙也が言う
ミキ「あっ!ミキです。よろしくな^^」
謙也「謙也やで!よろしくな」
ミキ「てかそのジャージって…白石くんと一緒のやなぁ」
謙也「白石知ってるん?」
ミキ「あっ…!」
しまったぁ…
白石くんはウチの事知らんのに、ウチが知ってたら変に思われるやろな…
『私がミキに白石くんの話したんだよね;カッコイイ部長さんがいるよって(笑)』
ミキの気持ちを察知した名無しさんがフォローした
ミキ「ありがと(ボソッ」
謙也「あ〜この前写真見せたんやったな^^じゃぁ白石たちにも紹介するから一緒に行こうや」
ミキ「『うん^^』」
3人は四天宝寺のメンバー集まっているコートの前まで歩いて行った