トライアングル

□Stroy6
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『アハハ…私体堅いから絶対入んないよぉ!(笑)』



謙也「アハハ…」



『あっ!』



名無しさんはアルバムをめくり1枚の写真を食い入るように見つめた



謙也「どないしたん?」



『なんかこの横向きの人…私がこの間ぶつかった人に似てるなって思って』



謙也「ん?あ〜!千歳やな」


謙也は名無しさんが指差す人物を見るとそう言った



『千歳さん?』



謙也「部活が一緒やねん!」


『そっかぁ^^』



謙也「あっ!コレが部長やで!」



謙也は千歳の写った写真の隣の写真を指差し言った
そこには謙也と一緒に男の人が写っていた



『部長さん…』



謙也「なんや白石に惚れたんか?まぁ白石は男前やしな!(笑)」



『この部長さんって白石って言うの?』



謙也「おっ!なんや?食いついてきたなぁ(笑)やっぱ名無しさんちゃんも男前が好きなんかぁ……」



『違うよぉ!友達がねテニスやってる白石くんって人カッコイイって言ってて……でもまさかこの白石って人じゃないよね〜(笑)』



謙也「白石って名前はぎょうさんあるからなぁ…」



『だよねぇ〜!』




白石さんか…
確かにカッコイイ人だなぁ

でもこの千歳さんってホント似てるな…
最近忘れてたけど、この写真見てまた思い出しちゃった…







なんや名無しさんちゃん同じ写真ばっかり見てるな…
千歳か?
さっきぶつかった奴に似てるとか言うとったなぁ…





 
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