トライアングル

□Story3
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光「その辺に座りや」



『うん…』




さっきは嬉しさのあまり興奮してて忘れてたけど…
光くん私の事嫌ってたんだった……
なんか気まずっ




名無しさんはテーブルの前に星座をした



光「で、どこがわからへんの?」



『全部……』



光「えっ?」



『だからね…このテキストの内容全部わからない……』



光「全部?……いやいや…ありえへんやろ」



『ごめんなさい!』



光「全部がわからんのやったら、補習受けたほうがええで」



『いやっ!英語の先生顔テカテカで鼻息荒いの…それなのに答えられないとめっちゃ近くまで顔近づけてくるんだよ?
そんなの毎日耐えられない(涙)』



涙目になりながら必死に話名無しさんを見て光は



光「はぁ…じゃぁ1ページ目からな」



『えっ?教えてくれるの?』


光「今日は徹夜覚悟しぃや!」



『はいっ!』



 



返事をして名無しさんはテキストを開き問題を解き始めた




光くんなんだかんだ言って優しい人だったんだぁ

部屋入ったときはあまりの気まずさに、光くんに断ってひとりでやろうかと思ってたけど…

徹夜覚悟でって光くんも徹夜で教えてくれるって事だよね?

そこまでしてもらうんだったら本気で頑張らなきゃ!





 
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