金太郎姉
□Story04
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ガタン
バタン
私が眠りに入ろうとすると部屋の外から物音がした。
うるさいなぁ…
眠りを妨げられた私は少し不機嫌になりながら目を開ける。
しばらくすると金太郎の声と共に私の部屋のドアが開いた。
金「お姉ー!」
『金ちゃんどうしたの?』
金「聞いてやー!今日な、俺試合でみんなに勝ったねん」
金太郎はすごく嬉しそうに私に話しながらベッドに座った。
『試合?』
金「そやで〜!テニスの試合や^^」
『金ちゃんテニスやってるんだ』
金「うん!あっ!明日見にきてやぁ^^」
『明日?』
金「超ウルトラグレードデリシャス大車輪山嵐って技できるようになってん」
『超ウルトラ…』
長っ!
覚えられなかった。
それはホントにテニスの技なの?
って聞こうかと思ったけど。
まぁ明日見たらいいか。