宍戸義妹

□Story10
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休み時間にトイレに行った帰り。


廊下を歩いていると、前から鳳先輩が歩いてきた。




『鳳先輩!』



鳳「名無しさんちゃん!」




私が名前を呼ぶと鳳先輩は私の方に駆け寄ってきた。




『どうしたんですか?』



ココは1年のクラスがある校舎の廊下だったので聞いてみた。




鳳「名無しさんちゃん探してたんだよ」




『私ですか?』




鳳「うん!聞きたいことがあってね^^」




聞きたいこと?



『なんでしょう?』




鳳「もしかして名無しさんちゃんって、最近お兄さんできた?」




鳳先輩の言葉に私は驚き、目を見開いた。



なんで知ってるんだろ?


私話したっけ?



『なんで知ってるんですか?』




鳳「ごめん。イキナリで驚いたよね。」




『はい。私話しました?』



鳳「いや聞いてないよ。今日宍戸さんがね」



『亮くん?』



 
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