宍戸義妹
□Story10
1ページ/3ページ
休み時間にトイレに行った帰り。
廊下を歩いていると、前から鳳先輩が歩いてきた。
『鳳先輩!』
鳳「名無しさんちゃん!」
私が名前を呼ぶと鳳先輩は私の方に駆け寄ってきた。
『どうしたんですか?』
ココは1年のクラスがある校舎の廊下だったので聞いてみた。
鳳「名無しさんちゃん探してたんだよ」
『私ですか?』
鳳「うん!聞きたいことがあってね^^」
聞きたいこと?
『なんでしょう?』
鳳「もしかして名無しさんちゃんって、最近お兄さんできた?」
鳳先輩の言葉に私は驚き、目を見開いた。
なんで知ってるんだろ?
私話したっけ?
『なんで知ってるんですか?』
鳳「ごめん。イキナリで驚いたよね。」
『はい。私話しました?』
鳳「いや聞いてないよ。今日宍戸さんがね」
『亮くん?』