Promise with you
□Story15
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合宿も終わり、またいつもの学校生活に戻った。
また私はあの冴えないメガネ姿に戻る。
ただ変わったことと言えば…
丸井「名無しさん〜!数学の教科書貸してくんねぇ?」
ブン太がよく私たちの教室に来ることくらい。
『また忘れたの?!』
丸井「だってよ〜ジャッカルも忘れたみてぇなんだよな。」
『はぁ?自分で持ってきなよ。』
丸井「だって教科書重いだろぃ」
お前が言うなよ!
ってつっこみたかったけど。
幸村「ブン太…教科書くらい君と比べたら軽すぎるだろ?」
うん!うん!
私もそれ言いたかった!
突然現れた精市にセリフを奪われた。
丸井「げ…幸村くん…」
幸村「毎日、毎日…忘れ過ぎなんじゃない?」
丸井「お、おう。そうだよな…」
フフフ…ってあの笑いでブン太に少しずつ近寄っていく精市。
心なしかブン太の顔が青ざめていってるような…。