Promise with you
□Story06
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今日の部活はミーティングだけなんだってー!
嬉しいなぁ。
だって今日すごく暑いもん…。
こんなんで外にいたら熱中症になっちゃう…。
今日は精市がちょっと用事があるって言ってたから、私は先に一人で部室に向かう。
ガチャ
『お疲れー』
部室に入ると丸井くんと切原くん、ジャッカルくんがいた。
切原「名無しさん先輩お疲れっス!」
そう言って切原くんが私の近くまで駆け寄ってきた。
ビックリしたぁ。
てか切原くんって今まで名無しさん先輩とか呼んでたっけ?
『あ…うん。切原くん今日は早いね^^』
切原「はい!ミーティングだから早く来たっス!名無しさん先輩も赤也って呼んで下さいよ」
『赤也?』
切原「はい!」
どうしたんだろ?
昨日までと全然態度が違うんだけど…。
この前まで私のこと睨んだりしてたよね;
何があったんだろ?
切原くんの急な態度の変化に戸惑っていると「どうしたんスか?」と下から見上げられた。
『ううん。今日は切原くん機嫌いいなぁって思って^^』
切原「赤也っス。なんかその言い方だといつもは機嫌悪いみたいじゃないっスかぁ〜」
赤也がぶぅっと顔を膨らませる。
『ふふふ(笑)ごめん。ごめん。じゃぁお詫びにコレあげる』
私は鞄の中から、クッキーを取り出し赤也に差し出した。