Promise with you
□Story03
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放課後になると私は幸村くんに腕を掴まれて部室まで連れてこられた。
いや…引きずられたの方が正しい。
なんか幸村くん朝のSHLの時間と放課後と比べると…この変わり様はすごいね。
部室にはテニス部のレギュラーらしき人たちが4人集まっていた。
幸村「まだ4人だけか。僕より遅い赤也と丸井とジャッカルにはお仕置きが必要だね」
「む…精市の後ろにおるおなごは誰だ?」
帽子を被った人が私に気づいて幸村くんに尋ねた。
幸村「あぁ!彼女は名字名無しさんさん。明日からマネージャーをやってもらうことになったから。今日は見学ね」
「しかし、マネージャーなど今まで必要なかっただろう」
幸村「煩いよ真田!僕が決めたんだ。文句は言わせないよ」
真田「わ…わかった」
帽子の真田って人…。
顔は怖いのに弱っっ!(笑)
幸村「名無しさん」
『…はい!』
幸村「部員がそろったら自己紹介させるからね」
『わかった』