白石いとこ

□Story18
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あの後も順調に勝って行った四天宝寺は、青春学園との準決勝を迎えることになった。




準決勝からは会場が変わるらしい。




蔵ノ介に教えられた場所で、四天宝寺のメンバーを探す。




今日も人多いな…。




忍足「名無しさんちゃん!」





キョロキョロしていると名前を呼ばれた。




『あっ!忍足くん』




忍足「謙也探してるん?」




『///あ、うん。四天宝寺ってどこにいるか知ってる?』




忍足「ん〜あそこや!」




忍足くんが指差す方向を見れば、緑のユニフォームが見えた。




『あっ!ありがとう!』




忍足「ええで〜!おっと…じゃぁ俺はこの辺で」




『うん!またね!』




忍足くんは氷帝のみんながいるところに足早に去って行った。




謙也のやつ…。



俺らのことごっつ凝視しとったわ。




心配せんでも名無しさんちゃんには手出さへんって。



 
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