白石いとこ
□Story06
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名無しさんちゃんとメールしとったら、急に侑士からの着信があった。
侑士?なんや?
さっき名無しさんちゃんと侑士の話したし、ちょっとだけドキリとしてもうた。
謙「もしもし。どないしたん?」
侑「どうもせえへん。なんとなくや」
用事あらへんのに電話とか…。
早速名無しさんちゃんの事話してみよか…
謙「そうか。…俺な、メル友できてん。白石の従姉妹でな…」
侑「ホンマに?どんな子なん?」
メル友の話をした途端、テンションが上がった侑士。
謙「ええ子やで」
侑「それだけなん?」
謙「しかも氷帝の子やねん」
侑「ホンマに?だれなん?俺知っとる子かもしらん」
謙「秘密やー!」
侑「なんでやねん!もったいぶらんと教えろや」
必死になる侑士がおもろくてちょっとからかってみてんけど。
まっ、名前くらいなら教えても構へんやろ。