白石いとこ

□Story05
1ページ/6ページ




家に着くなり、携帯を開くと1件のメールが届いていた。




あー!



謙也くんにメール送ってたんだった。




ってことは必然的に謙也くんからのメールなわけで。




急いで受信BOXを開く。





━━━━━━━━━━━
FROM:忍足謙也
───────────
俺も苦手やねん
白石は頭ええからなぁ
羨ましいわ
───────────




やっぱり謙也くんからだった。





だいぶ時間経っちゃった。



急いで返事を打つ。





━━━━━━━━━━━
TO:忍足謙也
───────────
遅くなってごめんね
携帯見つかって没収され
ちゃって
今、補習終わって帰って
来たよ
謙也くんはまだ部活中か
な?
───────────




よし!送信!




焦ってた私は補習してたなんて墓穴を掘ったことにも気づかずに、送信してしまった。




あー!補習とか言っちゃった!




メールを読み直して気づく私…。

 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ