白石いとこ
□Story03
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「おはよー」
教室に着くと、既に友達は来ていて、私を見るなり挨拶をしてきた。
『おはよ』
丁度いい。
まだ時間もあるし。
私は友達の席まで歩くと、昨日のことについて相談することにした。
『昨日、従兄弟がメル友紹介してきたんだけど…。』
「まじ?!どんな人?」
早速食いついてきた。
『まだわかんない』
「わかんないって…。アンタ本当にそう言うの疎いよね」
『だって、メル友とか初めてだし…。何話したらいいかわかんないし』
「はぁ…」
大袈裟な程大きな溜め息をつく友達。
それから友達の長〜い話が始まった。