トライアングル
□Story3
1ページ/9ページ
『はぁ…。全然わからない…』
こんにちは!
私は今明日行われる英語の小テストに向けて勉強中です。
でも私英語ってホント苦手なんだよねぇ……
日本人は日本語話せれば充分!
外人とはジェスチャーでなんとかなるって…
名無しさんはリビングのソファに座り、テキストと睨めっこしている
忍ママ「どないしたん?」
名無しさんの独り言を聞いてキッチンにいた忍足ママがやって来た
『あっ!オバさん…明日小テストがあって…。50点以下だったら補習するって言われて…』
忍ママ「なるほどなぁ…」
『私英語が一番苦手で…』
忍ママ「私が教えてやりたいんやけど…オバちゃんも英語はサッパリやわ!日本人は日本語話せればええ!」
『ですよね〜!私外国行く予定とかないし、英語使う事ないと思うんですよね』
2人が英語について語っているとお風呂から上がった光がリビングを通った
光「ふたりで何熱く語ってんねん!(笑)」
忍ママ「あっ!光ええところに来たわ!あんた英語は得意やったやんな?」
光「英語は…ってなんなん?!俺は……」
忍ママ「名無しさんちゃんに教えてやりぃや!」
光「なんで俺なん?!」
『光くん!お願い!私明日のテスト50点以下だったら……』
名無しさんの今までにない必死さに
光「わっわかったわ…」
と答えた光
『あ〜ん!光くんホントありがとう^^』
光「じゃぁ部屋行くで…」
『うんっ!』
2人は光の部屋に向かった