トライアングル

□Story1
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忍ママ「名無しさんー!謙也ー!光ー!ご飯できたで」



1階から3人に聞こえるように大声で呼ぶ忍足ママ



ご飯かぁ
私どれくらいボーッてしてたんだろ…
早く下行かなきゃ!




名無しさんがリビングに行くと謙也と光はテーブルに着いていた



『私が最後…遅くなってごめんなさい』



名無しさんは急いでイスに座る



謙也「気にせんでええで^^まだオトンが来てへんからなぁ!」



『そっか…よかった^^』



隣に座る謙也がそう言うと名無しさんは安心したように笑顔になる



謙也「なぁなぁ!名無しさんちゃんは学校ドコなん?」



『私は●●中だよ。謙也くんたちは?』



謙也「俺と光は四天宝寺やで」



『そっかぁ!あそこテニスが強いんだよね?』



謙也「おっ!よう知ってるなぁ!去年は全国2位だったからな^^俺も光もテニス部やねん」



『あっ!そう言えば謙也くんたちのママが言ってたなぁ…』



謙也と名無しさんは隣同士に座ったこともあり楽しそうに話し込んでいる



光はと言うとテーブルに肘をつき、テレビをボーッと見ている



『じゃぁ2人ともテニス上手いんだねぇ!』



謙也「そやなぁ!2人ともレギュラーやで」



『えっ?光くんも?!』



名無しさんに名前を呼ばれ光は名無しさんの方を見た


『光くん2年生なのにスゴイね^^』



光「どうも…」



そう言うと光はまたテレビに目を向けた




光!そんな言い方ないやろ…
名無しさんちゃんまだ慣れてへんのに



名無しさんの気持ちを気遣って謙也は名無しさんの視線を自分に向けるように


謙也「まぁ俺の方がうまいけどなっ!」

と言った


光「うっさいわ!俺の方がうまいに決まってるやん!」


2人が言い合いを始めると「お前らまたかいな!2人ともうっさいわ」と言いながら忍足パパがテーブルに着いた




 
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