お見合い恋愛
□Story1
1ページ/3ページ
*学校*
『おはよー!』
名無しさんは挨拶をしながら自分の教室に入って行く
美咲「おはよ^^」
挨拶を返したのは名無しさんと一番仲がいい美咲
『美咲ー!』
名無しさんは鞄を自分の机に置くと、美咲の名前を呼びながら美咲の席まで歩いて行った
美咲「どうしたの?」
『うん…。実はね…』
名無しさんは昨日勇介が女の子と一緒にいるのを見て、別れてきたと言う話をした
美咲「はぁ?またなの?!勇介まぢムカつくなぁ!」
名無しさんの話を聞いた美咲は自分の事の様に怒り狂っていた(笑)
『はぁ……私ってホント男運ないよねぇ』
美咲「う〜ん…。そうやねぇ。今までの元カレの事考えたら、いいとは言えないね」
『だよね…』
名無しさんと付き合ってきた元カレはみんな女グセが悪く、その事が原因で別れていた
美咲「まぁ…そんな落ち込まないで!男はいっぱいいるって」
『うん…そうだよね!』
美咲「でも名無しさんって同じ学校の人と付き合った事ないよね?」
『そう言われてみれば…そうだね』
美咲「意外と近くに理想の人がいるかもよ!例えば…このクラスの中とか?」
美咲はそう言って周りを見渡す
それに釣られて名無しさんも教室中を見渡す
『ないないない……』
美咲「そう?」
『うん…もうクラスの男子は友達としてしか見れないもん;』
美咲「まぁね;」
そんな会話をしているとチャイムが鳴り、名無しさんは自分の席へと戻って行った