小説(ナタル&マリュー中心)
□どちらが大きい?
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「そういえば、マリューさんとセレーネさんってどっちが大きいんだろう?」
私がボソッと呟くと、後ろから肩をポンと叩かれた。
驚いて振り返ると、フラガ少佐がニヤニヤと笑みを浮かべながら立っていた。
先ほどの何気ない独り言を、どうやら耳聡く聞き付けたらしい。
「そりゃマリューさんに決まっているでしょ!」
フラガ少佐は、当然だと言いたげにウインクをした。
何故、そんなに断定的に言えるのか。
腑に落ちないところがあった私は、冗談半分で、しかし恐る恐る疑問を口にする。
「……念のためにお伺いしますが。フラガ少佐、これは胸ではなく身長の話ですよ?」
「あぁ!?」
少佐の口調から、残念ながら私の予想が当たってしまったことを確信した。
「まさか本当に胸のことだと……!!」
途端に、私は背後からただならぬ気配を感じた。
私とフラガ少佐は、ギクリとして首を後ろに回した。
そこにいたのは、ラミアス艦長だった。
「ま、マリュー…さ…ん……」
ラミアス艦長は、鬼のような形相でフラガ少佐を睨みつけていた。
フラガ少佐は固まったまま動けないようだ。
「……セクハラです!!」
ラミアス艦長は、あらん限りの力で、フラガ少佐を何度も何度も殴り付ける。
「ぎゃあぁぁ〜〜」
断末魔の悲鳴の後、フラガ少佐がどうなったか、私は知らない。
お☆わ☆り
これは、私が「マリューさんとセレーネさん、はたしてどちらが背が高いのだろうか」と疑問に思ったことから始まりました。
実際にはどちらが大きいんでしょうね?
公式情報では、マリューさんは170p。
セレーネさんの身長は公式で出てないので何ともいえませんが、やはりマリューさんのほうが大きいかもしれませんね☆
(個人的にセレーネさんは165p前後を希望)