小説(ナタル&マリュー中心)

□愛の死(ナタル&マリュー)
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〜 Side N 〜

貴女は私以外の誰の手にも掛けさせない。
貴女の生命‐いのち‐は私のもの。
誰にも渡さない、他の人には触れさせない。
だから、貴女は私が手に掛ける。



〜 Side M 〜

多くのクルーの命を預かる身、ここで死ぬ訳にはいかないけれど。
それでももし、私が戦場で散ることがあるのなら、叶うならどうかあなたの手で散らせてほしい。



〜 Side N 〜

これは私の任務。
例え自らの想いに背こうとも、違わず成し遂げなければならぬもの。
そしてもし、私がこの艦と共に役目を終えることがあるならば、其の時は貴女の手によって終わらせてほしい。



〜 Side M〜

戦う以外の方法などないのね。
あなたの大切なものと私の大切なものは、相容れることがないから。
「仕方ない」なんて、そんな安易に片付けられないけど。
でも、せめて私の手で安らかにしてあげる。
これが私からの最後の贈り物。






それは貴女‐あなた‐に贈る最上の愛





すみません、最近すごく病んでます。
頭が19世紀にタイムトリップしました。
ああ、なに書いてんだろ。
あ、ロマン主義好きです。
物事を写実的に書くよりも、内に流れる激情を書いたほうが楽しいでしょ?(開き直ったよ、コイツ)

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