ないしょの屋根裏部屋
□淫虐の檻
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「いやぁ!やだよぉ!!・・・っ!!!い、痛いよっやめてぇ・・・っ!!」
絶叫すればするほど、抵抗すればするほど強くなる痛みと異物感、屈辱感。
容赦なく打ち込まれ捻じ込まれる楔は、決してあたしを許すことなく。
こんなに怖くて、逃げ出したいのに逃げられなくて、苦しくて辛いのに。
なんで、なんで。
体勢を酷く強引に変えられ真向かいから圧し掛かってくるその姿は。
あたしの 大好きな オレンジ色 なの・・・?
ううん、本当は分ってる。
これはあたしに与えられた咎。
最後の最後であなたに縋ってしまったあたしの弱さへ架せられた罰。
「や・・・あぁ・・・」
涙なんて零したところでこの責めは終わることはない。
それどころかほら、にたりと笑ってまたあたしの胸に噛み付いてくる。
どこまで行っても、待っているのは更なる屈辱と苦痛だけ。
この残虐な檻から逃れられる術なんてどこにもないことに絶望する。
<淫虐の檻>
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