彩りの始業鈴

□彩りの始業鈴U−11
1ページ/5ページ




「お父さんは、お母さんと離婚した後も、私の交友関係を調べてた。



あの人は、私がお母さんの所為で完璧な子どもにならなかったって思ってる。



だから、流宇ちゃんということは賛成だった。



でも、彩鈴ちゃんに対しては良い顔をしなかった。



どれだけ成績が良くても、どれだけ人間が出来上がっていても、



彩鈴ちゃんの性格は、私をダメにするってきかなかった・・・・・!」



泣きながら打ち明ける一瀬の心境は、痛いぐらいに響いた。





『彩りの始業鈴』







.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ