§短編書物庫§

□【初めては好きな人に】
1ページ/1ページ

・・・・・ポチャン・・・・・

達哉 「・・・・・・・・・・」

俺は今、風呂に入っていた

ただの風呂なら気にならないが、今俺が入っている風呂は、翠の家の風呂だからだ

翠の家の風呂は、俺の家の六個分くらいの広さだった

何故俺が遠山家にいるかというと、昨日突然翠が電話してきて、

翠 『明日私の家に泊まりに来ない?』

などと言ってきたからだ

まぁ俺には断る理由も無かったので、こうして翠の家に泊まりに来ているのだ

翠の家に泊まりに来て、二人だけの楽しい時間を過ごした後、夕食をとった

その後しばらくリビングでくつろいでいたら

翠 「ねぇ・・・お風呂入っててくれる?」

と言われたので、俺が理由を尋ねると、翠は何も答えずに部屋へと戻っていってしまった

俺は頭に?を浮かべながら、言われた通り風呂に入った

達哉 「しかし、何で俺は風呂に入れられたんだ?」

ガチャ!!

達哉 (ん?)

俺がふとした疑問を口にした時、風呂場のドアの開く音が聞こえ、振り返った

翠 「あ・・・朝霧くん。湯加減は・・・・・ど・・・どうかなぁ?」

そこには、バスタオルを身に付けただけの翠が立っていた

達哉 「み・・・翠!!」

俺は素早く反対側を向いた

達哉 「ど・・・・・どうしたんだ翠!?」

翠 「・・・・・///」

ポチャン・・・・・

翠は何も答えずに、湯槽に浸かった

そしてゆっくりと俺に近づいてきた

達哉 「ちょ・・・ちょっとま・・・・・」

ギュッ・・・・・

翠は、後ろから俺を抱き締めてきた

翠の肌の温もりが直に伝わってきて、俺はモノがじょじょに硬くなっていくのを感じた

翠 「朝霧くんの背中って・・・・・大きいね」

そう言って、さらに強く俺を抱き締めてきた

達哉 「とお・・・や・・・・・ま・・・」

俺はだんだん我慢が出来なくなってきた

翠 「・・・・・いいよ」

達哉 「え!?」

翠 「いいよ・・・・私朝霧くんにだったら、私の初めてあげられるもん///」

翠はそう言うものの、体が少し震えていた

達哉 「翠・・・・本当にいいんだな?」

俺は翠に、最後の確認をした

翠 「うん・・・でも・・・その代わり・・・・・」

達哉 「その代わり?」

翠はニコッと笑顔を浮かべた

翠 「優しくしてね」

俺は「ああ」と答えて翠の体を抱き抱え湯槽から上がり、タイルの上に横たわらせた

達哉 「翠・・・・・」

翠 「朝霧くん・・・んっ・・・・・」

俺と翠は唇を重ねた

翠の唇はハリがあり、とても柔らかかった

俺はキスをしたまま、翠の体からバスタオルを剥ぎ取った

翠 「あさ・・・ぎり・・・くん・・・」

翠の体はとても白く、胸も適度な大きさであった

俺はあせる気持ちを押さえながら、翠の胸の手を置いた

翠 「んっ・・・・・」

達哉 「痛かった?」

翠 「ううん。ちょっとくすぐったかっただけだから・・・・・続けて・・・」

俺は頷くと、胸を揉み始めた

翠 「んっ・・・あんっ・・・・・はぁ・・・・・」

翠の甘い喘ぎ声によって、俺のモノはさらに硬くなった

俺は右手を翠の秘部へと持っていった

翠 「え!?・・・・・ちょ、ちょっと・・・んんっ・・・」

俺は翠の秘口に指を入れた

翠の膣は、初めて入ってくる異物をギュウギュウに締め付けてきた

俺は少し指を折り曲げた

翠 「わひゃ!?・・・・あんっ・・・・・」

翠は体を強張らせて、さっきより強く俺の指を締め付けてきた

俺はもう我慢が出来なかった

達哉 「翠・・・いいか?

翠 「・・・・・うん」

俺は翠の了承を得ると、翠の両足の間に体を入れ、秘口にモノをあてがった

達哉 「いくぞ?」

翠 「来て・・・・・私をあなただけのモノにして・・・・・」

俺はゆっくりと挿入を開始した

翠 「ひぐっ・・・ああっ・・・・・くうっ・・・・・」

翠は俺が膣中を進む度に、辛そうな表情を浮かべた

達哉 「大丈夫か?」

翠 「くうっ・・・早く・・・・・もう・・・・一気に貫いて・・・・・」

達哉 「・・・・・分かった」

なんとか処女膜の手前まで入れていた俺は、一気に貫いた

翠 「・・・・・!!!」

翠は俺の腕を握り締めながら、声を押し殺していた

翠 「はぁはぁはぁ・・・・・全部入った?」

達哉 「ああ。今俺達は一つになってる」

翠 「良かった」

翠の瞳から一筋の涙が、頬を伝った

決してそれは悲しみの涙では無いと、断言できた

何故なら、翠は今とびきりの笑顔を浮かべて、笑っているからだ

翠 「動いていいよ」

俺は頷くと、ゆっくりと抜き差しを開始した

翠 「は・・・・・あんっ! んんっ・・・く、あ・・・・・」

翠の膣中は動かせば動かす程、俺のモノにまとわりつき刺激を与えてきた

翠 「んっ・・・・・くっ・・・んはぁっ・・・・・」

俺はしだいに、腰の動きを速くした

翠 「う、ん・・・あっ・・・・・あ・・・さ・・・・・ぎり・・・・・くん・・・・んはぁっ・・・」

翠は俺の腕を握りながら、やってくる快楽にあらがっていた

達哉 「翠・・・俺、もう・・・・・」

俺は一番奥までモノを差し込み、そこで全ての精を解き放った

翠 「あ、あああっ・・・・・! で、出て・・・・・るよ・・・・私の膣に・・・・・」

翠は俺の精を膣中で、受けとめてくれ

俺は力尽き、翠の横に倒れこんだ

達哉 「はぁはぁはぁ・・・・・翠、大丈夫か?」

翠 「うん・・・ちょっと体がだるいけどね」

翠はそう言って笑った

翠 「それで私はどうだったですか?」

達哉 「ああ・・・・・すごく気持ち良かった」

翠 「それはそれは・・・・・彼女と嬉しいですな」

翠は俺の方に寄り添ってきた

そしてそのままぴったりとくっついた

翠 「えへへへへ」

達哉 「あはははは」

俺達はタイルの上で寄り添いあいながら、楽しく笑いあった

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ