§短編書物庫§
□【初めては好きな人に】
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・・・・・ポチャン・・・・・
達哉 「・・・・・・・・・・」
俺は今、風呂に入っていた
ただの風呂なら気にならないが、今俺が入っている風呂は、翠の家の風呂だからだ
翠の家の風呂は、俺の家の六個分くらいの広さだった
何故俺が遠山家にいるかというと、昨日突然翠が電話してきて、
翠 『明日私の家に泊まりに来ない?』
などと言ってきたからだ
まぁ俺には断る理由も無かったので、こうして翠の家に泊まりに来ているのだ
翠の家に泊まりに来て、二人だけの楽しい時間を過ごした後、夕食をとった
その後しばらくリビングでくつろいでいたら
翠 「ねぇ・・・お風呂入っててくれる?」
と言われたので、俺が理由を尋ねると、翠は何も答えずに部屋へと戻っていってしまった
俺は頭に?を浮かべながら、言われた通り風呂に入った
達哉 「しかし、何で俺は風呂に入れられたんだ?」
ガチャ!!
達哉 (ん?)
俺がふとした疑問を口にした時、風呂場のドアの開く音が聞こえ、振り返った
翠 「あ・・・朝霧くん。湯加減は・・・・・ど・・・どうかなぁ?」
そこには、バスタオルを身に付けただけの翠が立っていた
達哉 「み・・・翠!!」
俺は素早く反対側を向いた
達哉 「ど・・・・・どうしたんだ翠!?」
翠 「・・・・・///」
ポチャン・・・・・
翠は何も答えずに、湯槽に浸かった
そしてゆっくりと俺に近づいてきた
達哉 「ちょ・・・ちょっとま・・・・・」
ギュッ・・・・・
翠は、後ろから俺を抱き締めてきた
翠の肌の温もりが直に伝わってきて、俺はモノがじょじょに硬くなっていくのを感じた
翠 「朝霧くんの背中って・・・・・大きいね」
そう言って、さらに強く俺を抱き締めてきた
達哉 「とお・・・や・・・・・ま・・・」
俺はだんだん我慢が出来なくなってきた
翠 「・・・・・いいよ」
達哉 「え!?」
翠 「いいよ・・・・私朝霧くんにだったら、私の初めてあげられるもん///」
翠はそう言うものの、体が少し震えていた
達哉 「翠・・・・本当にいいんだな?」
俺は翠に、最後の確認をした
翠 「うん・・・でも・・・その代わり・・・・・」
達哉 「その代わり?」
翠はニコッと笑顔を浮かべた
翠 「優しくしてね」
俺は「ああ」と答えて翠の体を抱き抱え湯槽から上がり、タイルの上に横たわらせた
達哉 「翠・・・・・」
翠 「朝霧くん・・・んっ・・・・・」
俺と翠は唇を重ねた
翠の唇はハリがあり、とても柔らかかった
俺はキスをしたまま、翠の体からバスタオルを剥ぎ取った
翠 「あさ・・・ぎり・・・くん・・・」
翠の体はとても白く、胸も適度な大きさであった
俺はあせる気持ちを押さえながら、翠の胸の手を置いた
翠 「んっ・・・・・」
達哉 「痛かった?」
翠 「ううん。ちょっとくすぐったかっただけだから・・・・・続けて・・・」
俺は頷くと、胸を揉み始めた
翠 「んっ・・・あんっ・・・・・はぁ・・・・・」
翠の甘い喘ぎ声によって、俺のモノはさらに硬くなった
俺は右手を翠の秘部へと持っていった
翠 「え!?・・・・・ちょ、ちょっと・・・んんっ・・・」
俺は翠の秘口に指を入れた
翠の膣は、初めて入ってくる異物をギュウギュウに締め付けてきた
俺は少し指を折り曲げた
翠 「わひゃ!?・・・・あんっ・・・・・」
翠は体を強張らせて、さっきより強く俺の指を締め付けてきた
俺はもう我慢が出来なかった
達哉 「翠・・・いいか?
翠 「・・・・・うん」
俺は翠の了承を得ると、翠の両足の間に体を入れ、秘口にモノをあてがった
達哉 「いくぞ?」
翠 「来て・・・・・私をあなただけのモノにして・・・・・」
俺はゆっくりと挿入を開始した
翠 「ひぐっ・・・ああっ・・・・・くうっ・・・・・」
翠は俺が膣中を進む度に、辛そうな表情を浮かべた
達哉 「大丈夫か?」
翠 「くうっ・・・早く・・・・・もう・・・・一気に貫いて・・・・・」
達哉 「・・・・・分かった」
なんとか処女膜の手前まで入れていた俺は、一気に貫いた
翠 「・・・・・!!!」
翠は俺の腕を握り締めながら、声を押し殺していた
翠 「はぁはぁはぁ・・・・・全部入った?」
達哉 「ああ。今俺達は一つになってる」
翠 「良かった」
翠の瞳から一筋の涙が、頬を伝った
決してそれは悲しみの涙では無いと、断言できた
何故なら、翠は今とびきりの笑顔を浮かべて、笑っているからだ
翠 「動いていいよ」
俺は頷くと、ゆっくりと抜き差しを開始した
翠 「は・・・・・あんっ! んんっ・・・く、あ・・・・・」
翠の膣中は動かせば動かす程、俺のモノにまとわりつき刺激を与えてきた
翠 「んっ・・・・・くっ・・・んはぁっ・・・・・」
俺はしだいに、腰の動きを速くした
翠 「う、ん・・・あっ・・・・・あ・・・さ・・・・・ぎり・・・・・くん・・・・んはぁっ・・・」
翠は俺の腕を握りながら、やってくる快楽にあらがっていた
達哉 「翠・・・俺、もう・・・・・」
俺は一番奥までモノを差し込み、そこで全ての精を解き放った
翠 「あ、あああっ・・・・・! で、出て・・・・・るよ・・・・私の膣に・・・・・」
翠は俺の精を膣中で、受けとめてくれ
俺は力尽き、翠の横に倒れこんだ
達哉 「はぁはぁはぁ・・・・・翠、大丈夫か?」
翠 「うん・・・ちょっと体がだるいけどね」
翠はそう言って笑った
翠 「それで私はどうだったですか?」
達哉 「ああ・・・・・すごく気持ち良かった」
翠 「それはそれは・・・・・彼女と嬉しいですな」
翠は俺の方に寄り添ってきた
そしてそのままぴったりとくっついた
翠 「えへへへへ」
達哉 「あはははは」
俺達はタイルの上で寄り添いあいながら、楽しく笑いあった