You're a Kiog crawling

□-初-
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こんにちわ
はじめまして



神田千代です。




人生最大の羞恥を味わってしまいました。
それは今朝…自分からキスをしてしまうという思わぬハプニングです。




「オィ味噌汁牛乳くせぇぞ」

「んまんま、あぁ!パパずるーい!ずぅるーいい!!」

「なっこれは俺の卵焼きだお前今食っただろ!」

「パパがたべたー」

「嘘ついてんじゃねー」






そんな会話をぼーっと見つめて朝食は終わった。



問題はそれからだ。











「無い!!!無い!?無い!!」






寝室をバタバタと探し回る千代。

布団を翻して捜す
神田は見兼ねて千代の後ろから手を伸ばし取る。



「確かここらに……」



小さく光るシルバーアクセを手渡すと喜びのあまり神田に抱き着くとバランスを崩し押し倒される




赤面の千代と顔をニヤリとする神田





パジャマから開ける胸はそそっているように思えた。



「かっ神田さん?」




「俺のファーストネームは?」







照れたように俯く千代。益々いじめたくなった。




「ゆっユウ……っひゃ」




「二人目でも作るか?」




「ッ〜…‥ん」













いいのかしら私!
こんなに幸せ過ぎて‥
夢?夢なんでしょうか…





んぅ…



神田…ユウは実は意地悪なんでしょうか?
















「千代〜呼びにき………?桜風…お前閉め出されたんさ?」




一人車で遊ぶ桜風はラビを見つけきゃっきゃとはしゃぐ。

寝室からは桜風の教育には良くない声が響いていた。




苦笑してため息を床に落とす。





「桜風〜本見に行くか?」


「うん!あ、ぱんだいるのー?」





あからさまに嫌そうな顔をする桜風を見て笑いを堪えた。




「大丈夫さ!ぱんだからは俺が守ってやるさ♪」







そう、言うとラビに抱き着き返事をした。
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