cat's cradle.

□終焉と始まりの鐘。
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静かな世界に彼女は立った。

それは神村家の先代の死後、評判ががた落ちし、世論は真っ二つに割れ騒がれていた頃の話し。

彼女は真っ黒の着物を纏い、紅をつけ白い肌が光り輝く。


それは暗雲に差し込む光のようだった。
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