cat's cradle.
□Start。
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「ねぇー零何処?レイと一緒じゃ無いの?」
髪の毛を乾かしながら少女は聞く。
問い掛けた相手はアイスを食べながら静かに答える。
「一緒じゃ無いわけないだろ…」
「そうよねっあー安心したぁー帰ってきて何も言わないから…離れちゃったのかと思ったし」
そんなそぶりも無くそういう少女。ドライヤーを置いて少年に抱き着く。
「そぉれぇで?」
そういうと少年は不適に微笑む。
少女と少年の視線の先には一枚の写真が立ててあった。
それは…幼い二人と…
「もちろん六番隊だ」
美しく微笑む女性がいた。