シカリョマ君と愉快な仲間たち!?の大騒動!!
□第4話(上)
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何故仲良く話していたのかを、一応説明しておくと・・・
時は少し遡り、4時間目の中盤に差し掛かった時。
授業も無視して(最初から寝ていることに憤慨したカカシ先生が既に当てて難問をあっさり解かれて撃沈した後)寝ているとリョーマから手紙がきた。
・・・直接言えばいいのに、一応授業中だからか?
まぁ、内容からするとだ・・・
昼に屋上で食べないかとのこと。
俺は即座にOKの手紙(リョーマの邪魔をしないためであり、けっして授業妨害をしないためではない)を渡して、再度寝始める。
十数分後に目が覚めると、机の上には小テストのプリントが置いてある。
どうせ後一分程で授業も終わしな・・・
これぐらいしてやるかとサッと目に通して直ぐ様終わらせる。
それを待っていたかの様にチャイムが鳴る。
・・・ついでに、みんな小テストの難しさに十五分程使ってやっと解いていたのに、めちゃくちゃ簡単にを解かれたからだろう。
ショックを受けて再度撃沈していたカカシ先生が居たことは、見ない振りでもしておくことにする。
ー起立、礼ー
「ありがとうございました〜・・・」
「行こっ、シカマル!!」
礼が終わって直ぐ弁当を掴んだリョーマに、クスクス笑いつつも後ろから着いて屋上に行く。
まぁ、いちいち移動なんて面倒な事、リョーマに言われ無けりゃしねぇがな・・・