シカリョマ君と愉快な仲間たち!?の大騒動!!

□第2話
1ページ/2ページ

リョーマと笑い合っている時に気付いた事がある。

『なぁ・・・あいつリョーマに似てるけど、もしかしてリョーガって奴か?』

俺はリョーマから家族について前々から聞いていた。
だから双子の兄がいると聞いていたが、ここまで似ているとは思わなかった。
まあ、リョーマの方が可愛いけど・・・
そう思いながら聞くと、少しムスッとした顔して

『そうだけど、何で名前まで知ってんの・・・』

『リョーマが前に教えてくれたんだろ。』

『そうだけど、覚えてなくて良いのに・・・』

『何、嫉妬でもしてくれてんのか?』

『当たり前じゃん。
シカマルの口から出るのは、俺の名前だけで良いって思ってるぐらいなんだから・・・』

『相変わらず、リョーマは素直で可愛いな』

『シカマルにだけだし・・・
それより、一応リョーガと雲雀さんに挨拶しに行かなくて良いの?』

『雲雀さん、って誰だ?』

『リョーガを抱き締めてる、リョーガの彼氏さん』

『ふぅん、まぁ・・・めんどくせぇが、リョーマの兄貴とその彼氏さんだしな』

完全に忘れてた・・・
リョーマ以外どうでもいいが、一応行かなきゃな・・・
リョーマのことを貰うからな。
挨拶ぐらいしなくちゃなんねぇか・・・
これもリョーマの為だしな。
はぁ、めんどくせぇ・・・

そう思いながら、リョーマと一緒にリョーガのもとへ向かった。

『リョーガ、この人が俺の彼氏のシカマル』

「はっ、彼氏・・・だと?」

『どうも・・・よろしくッス』

「あっ、あぁ、よろしく・・・って、そうじゃねぇよ。
おいっ、リョーマ!!」

『何?』

「何じゃねぇよ。
彼氏いるなんて、俺聞いたことねぇよ!!」

『言ってないんだから、当たり前でしょ。』

「何で言わねぇんだよ!!」

『絶対、別れろとか言ってたでしょ。』

「当たり前だろ!!」

『だから言わなかったの。』

「っ、うるせぇ!!
つうか、さっきから奈良は仕方ないとして、リョーマは日本語で喋れよ!!」

軽く逆ギレ気味に言われたことに
あ、忘れてた・・・
と二人して笑った。
その時、授業を始まりをつげるチャイムがなった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ