シカリョマ君と愉快な仲間たち!?の大騒動!!

□第2話
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チャイムがなったから俺達も仕方なく席について、その数分後からやっと教師が来て雲雀・・・だったか?そいつをみた。
その瞬間、教師の確か・・・猿飛アスマって奴(だったはずだ)が固まった。
おもしれぇ顔・・・
そんなことを考えながらクスクス笑ってたら、顔を引き面せながらアスマの奴が口を開く。

「なぜ雲雀恭弥が越前リョーガの隣に座ってんだ・・・」

「今日から、このクラスだから。」

そういやぁ、俺が来たときあいつ居なかったよな・・・
つうか、もともとリョーガの隣に座ってた奴はどうしたんだ?
そう思って何気なく後ろを向くと、窓際の所に新たに1つ席が増えてた・・・

いつの間に増えたんだ・・・

ま、考えんのめんどくせぇし、別にどうでもいいか。
そうこうしているうちに、授業が始まった。

「ぉぃ・・・おぃ・・・なら・・・奈良シカマルっ、いい加減起きろ!!」

「んっ、あ゙ぁ・・・ふぁ・・・」

俺はいつの間にか寝ちまったらしい。
欠伸をしながら伸びをしていると、この問題を解いてみろなんて言ってきやがる。
隣を見ると、リョーマが心配そうにしてたから、笑顔で心配ねぇよと返してやった。
そして俺は、溜め息を吐いてから前に出て完璧な解答を書いてやった。
しかも、解説付きでだ。
そして、馬鹿にしたような目線を送る。

「どーッスか、えっと・・・アスマ先生だっけ?」

「くっ、せ、正解だ」

悔しそうにしながら正解だと言う声に、周りから「おぉっ!!」という声が上がる。
リョーマの方を見ると、目を輝かせて俺を見る。
内心苦笑しながら席に戻って、不敵に笑って「惚れ直したか?」とおどけて聞いてみたりする。
それにリョーマは顔を赤くしながら、小さく頷いた。
相変わらず可愛い奴・・・
そう思いつつ

「ありがとな」

と、軽くリョーマの頭を撫でた。
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