にきのShoRt DreAm

□ジェラシー
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『遊びに来ました!!環で〜す!!』
「おお!よく来たな!!」
『シン様やっほー』

全く・・・うるさい人が遊びに来ちゃいましたね・・・
それにシンにやけに馴れ馴れしいしな何なんでしょうか、この娘は・・・。

それが私の環に対する第一印象だった。
環は明るく活発なので八人将のみんなとはすぐ仲良くなっていた。

『シャルーっ!!あそぼー!!』
「ん?ああ、環じゃねーか!よし遊ぼうか!」

今、環のお気に入りはシャルルカンのようだ。
まぁ、私のような仕事仕事言ってる人とは正反対の自由な生き方をする彼女とはあまり喋ることがないのでこうもくっつかれることはない。

シャルルカンと環を遊んでいるところをまるで母親にでもなったかのようなやさしいまなざしで私は見ていた。
するとそこに一つの影が・・・。

「おお!元気だな環は!!」
『シン様っ!!シン様も遊びませんか?』
「よし!!遊んでやるぞ!!」

シン!?シンも遊ぶのですか!?
心の中でびっくりしながらも軽くイライラしてきた。
あの人、ちゃんと仕事終わったのでしょうか?
いや、絶対に終わってない・・・。
あとどれくらいシンの仕事が残っているか見に、私はその場を後にした。





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