ぷよ魔導 小説
□An equation(5P)
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「えーっと1122だったら…パソコンキーだと"ぬふ"だね★」
「…全く解りません。」
「携帯キーなら"いき"、かな。」
「いき?」
これは言葉になる。
私とまぐろくんが…"息"?
「確かに私たち2人って昔から息ピッタリだとは思うけど…。」
「そうだね。…以心伝心★」
「大勝利!」
「…★」
突然まぐろくんに振られたけど、私は自然と返せていた。
「なるほど!私とまぐろくんは"息"なんだね!」
「そうなるのかな★」
…何だか思ったよりスッキリしなかったんだけど、解決?
するとチャイムが鳴った。
「17時だね★」
「もうそんな時間なの?」
思っていたより熱中していたみたいだ。
因みに物理部は原則、顧問の付き添いがないので17時になったら帰宅することになっている。
「それじゃ、帰ろっか★」
「うん!」
私たちは戸締りをして、学校を出た。