ぷよ魔導 小説

□無限迷宮(14P)
2ページ/16ページ









『お前の全てが欲しいだけだ。』

















「……。」



ボクは今…地下牢にいる、らしい。







初対面の男にいきなりスリープをかけられて、気がついたら此処にいた。おまけに魔力まで吸い取らている。更には財布まで。









「けど、ボクは生きてる。」





魔力を吸い取られたとはいっても、全部ではなかったらしく、ある程度の魔法は使えるみたいだ。









周りを見渡してもあの男はいない。

見張りの魔物がいるだけだ。






「…脱出しよう。」







そう意を決して、ボクは精一杯の色仕掛けで魔物を騙した。










─────

───



魔物から鍵を奪い、牢から脱出に成功する。


「さて、あの男に見つかる前に…」



逃げ出さなきゃ。




次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ