ぷよ魔導 小説
□恋心のお勉強(8P)
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<アテンション>
りんごちゃんに文系科目(国語)が苦手な設定があります。
色々お勉強の話題が出てきますので苦手な方は注意です。
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これはある寒い頃のお話。
放課後。掃除が終わって部室に入ると「うーん…」と呟きながらりんごちゃんが机とにらめっこをしていた。
どうやらボクが部屋に入ってきたことに気が付いていないようだ。
「……★」
こっそり気づかれないように近づいて、そして彼女の耳元で囁いた。
「なーにやってるの? りんごちゃん。」
「うわああああああっ!!!……って、あ、まぐろくん!」
「…★」
予想通りの反応に思わず笑ってしまう。
「りんごちゃん驚きすぎ★…それより深刻そうに悩んじゃって、どうしたの?」
「あ、えっと…この問題が全然わからなくて。」
「どれどれ★」
一体何だろうか。
彼女の手元を覗き込んでみる。
「あー……コレは。」
「コレなんだ…」