*約束はいつの日か*

□悪臭のする町
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そんな楽しい毎日で、日々成長していた4人。

だが・・・自由を崩壊する悲劇が訪れる。









―――――ある日。



その朝、4人は朝飯に、と大きい熊を仕留め、
基地に帰っている途中だった。








サボ「そういえばよしみって、過去を聞くみたいで悪いけど・・・

  どうして自分の生まれた時から今までの事、
  全部覚えてるんだ?」


エース「そうだよなあ・・・」







確かにそうだ。

赤ちゃんの頃を覚えていたり、
海軍にいた時のことも正確に覚えている。

それによしみは、一瞬驚いたあと、にこっと笑った。








『教えて、もら、ったの・・・』


ルフィ「?誰にだ?」


『・・・土や木や、・・・風。海、空・・・自然、に。』


エース「・・・なるほど」


サボ「そうか。自然と話せるんだったな、確か」


ルフィ「やっぱすげーなーよしみは・・・」








どうやら自分の過去は自然に聞いたらしい。

3人は納得した。


そんな時。
よしみがいきなり、フラッと揺れた。








『・・・っにゃ、あ・・・』


エース「!?よしみ!!?」


サボ「どうした!?お、おい!ダダンとこ連れてくぞ!」


ルフィ「よしみ!!?大丈夫か!?」


バタン







よしみは倒れた。


とりあえずダダンの所へ連れて行こうと、
エースはよしみを横抱きにして、ダダン一家へ猛ダッシュした。















バン!!!

扉が勢い良く開かれる。






エース「おい!ダダンいるか!?」


ドグラ「エ、エース!?そんな血相変えてどうした二ー!?」


サボ「ダダン!?あ、おい!ダダン!!
  ・・・っよしみがっ・・・!!!」


ルフィ「ぎゃああああああよしみ##NAME3##ーっ!!!」


ダダン「!!?すごい熱じゃねぇか!!早く寝かせろ!」






エース始め、3人がダダン一家に押しかける。

ダダンはよしみの額に触れてみた。


すると、高熱だろう。
とても額は熱く、よしみの息は荒い。

ダダンは布等を引っ張ってくると、よしみを静かに寝かせ、手早く処置を始めた。












――――――
――



『・・・ん・・・』


エース「・・・よしみ・・・!?」


サボ「目、覚ましたか!?」


ルフィ「ぎゃあぁああぁああああぁああっ!!!!よしみーーーーーッ!!!!」


「「お前は黙ってろ!!!」


ゴツンッ






あれから数十分。

あんなに高熱が出たにしては、案外早い目覚めだ。


よしみが目を覚ますと、
エースサボルフィ(特にルフィ)が騒ぎ始めた。


鈍い音がするが、ルフィはそれどころではないようだ。
よしみが無事目覚めた事で、泣きながら喜んでいる。

















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