裏切りのノア

□再開
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「スキンはノアの「怒」を持った子だったでしょぉ。ジャスデビの「絆」やティッキーの「快楽」ユナハの「欲望」ボクの「夢」と違って「怒」はノアのメモリーで一番強烈で可哀相なんだよぉ」

「あのハゲ時々 感情の起伏激しかったもんな」

「分かりづらいキャラだったよね!ヒッ!!」

「ボクらもノアの子どもだからエクソシスト見ると殺したくなる衝動はあるんだけどさ、「怒」の子は強すぎるノアの思念で操り人形みたいに戦っちゃうんだってぇ」

『え、でもさロード。私もノアだけどエクソシスト見ても殺したいなんて思ったりしなかったよ?』

「ユナハはボクたちと同じになってまだそんなに経ってないからねぇ。そのうちわかるようになると思うよぉ」

『ふーん…』

「スキンは可哀相なノアだったんだねヒッ!!」

『こら、ジャスデロ』

「つかさ、お前ら千年公にクロス捕獲頼まれてたんじゃなかったっけ?」

その瞬間、ジャスデロとデビットの空気が凍りつく。

「え 何?あの人」

「話の流れソコ行く?今ので行く?」

「また失敗したんだな」


『(あ、キレる)』

「うっせーな!そーですよそれが何か?」
コケコケ
「千年公んトコ怖くて行けないんですけどそれが何か!?」

「クロスってそんなに逃げ足速ぇの?オレ 掴まえられっかなー」

「「オレらの獲物だ!!」」

『二人ともうるさいー!』

「さっきなんてニワトリしかいなかったんだよ ヒッ!!」

「あ だから鶏持ってんのか」

「ちっくしょー!クロスの野郎オレらをコケにしやがってー!!」

「コケコッコだけに!!ヒヒッ」

『はいはい、もう落ち着いてー』

ポロッ

デビットから何かが落ちたのをロードは見逃さなかった。

「なにコレ〜請求書?」

デビットがビクッとなる。

「…それは…」
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