裏切りのノア

□再開
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『スキン!!…ハァッハァ………』

自分の部屋で寝ていたユナハは
悪夢を見て目が覚めた。

嫌な夢を見た。
スキンがエクソシストに殺られる夢。

『ロォドッティキッ!』

一人でいたくない。
嫌な感じがするの
本当はすぐにデビットに会いたい。

千年公からの任務でクロス・マリアンの場所へジャスデロとデビットは向かっているためユナハはロード達のいる部屋に向かうことにした。


『ロード!ティキ!』

「あ、ユナハァ♪」

「どうしたんだ?」

ユナハは泣きそうな顔になりながら二人に近づく。

『…………嫌な感じがするの』

「嫌な感じ?」

ロードが雑誌を顔に被せたまま言う。

「…………おやすみぃスキィーン」

『!!…………』

「甘党の負け?」

「んーん。アレン達を先に行かしてひとり残った奴はボクの扉通った感じなかったぁ」

「相討ちね…」

『スキン…』

知らないうちにユナハは涙を流していた。

「泣いてんのぉティッキィー?」

気づけばティキとロードも涙を流していた。

「勝手に出てきたの。何コレ?俺らん内のノアが泣いてんのか?」

「あはっそぉかもしんない。ノアが泣いてるのかもね」

『…グズッ』


バンッ

ドアを蹴り開ける音に三人は注目する

「ロード、ティッシュある?」

『!デビット!!ジャスデロ!』

「ユナハ!!」

「あらー。お前らの涙って黒いんだ」

「バカティキ!!」

「メイクが落ちたんだよヒィ!!」


ティキとジャスデビが騒いでる間に
ユナハとロードがタオルを持ってきた。

『はい、デビット』

「サンキューユナハ」

「ジャスデロはこっちねぇ」

「ヒッありがとロード!」

二人が顔を拭きながらロードが話し出した。
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