裏切りのノア
□目覚めそして…
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アレン視点
アレンとリナリーの二人はある小さな街の中を歩いていた。
「アレンくん左目大丈夫?」
「もう平気ですよ。」
「あのノアの子…すごくアレンくんのこと気に入ってた。きっとまた会うことになるけど……………………」
リナリーか言葉を止めたことに
アレンは何を言いたいのかわかったのか
「大丈夫ですよ。もう、無茶なんてしません」
「……そうだね」
アレンは感じていた。リナリーは気づいてないが先程から自分達の行動を伺うものがいることに。
「あ、アレンくんちょっとここで待ってて?何か、食べ物買ってくるから」
「あ、はい。気を付けてくださいね」
リナリーが買い物に行ったあと
先程から感じていた気配が近づいていることに気がついた。
タッタッタッタッ
「(!!来た!?)」
「またねぇ、アレン♪」
「(…あの時のノア!!)」
目の前を走り去っていくノア。
だが、もう一人パーカーのフードを被りロードと共に走り去っていく女の子にアレンは違和感を覚えた。
「あ…待ってください!!」
アレンはロード達を追いかけようとした。
「どうしたのアレンくん?」
「リナリー…」
「??」
「いえ、なんでもないですよ。行きましょうか」
「?…うん」
次からいきなり11巻までとびます。