捧げまふ

□「スイーツ系女子」
1ページ/1ページ











いつもお菓子ばかり食べていて、みんなに飽きられている



そんな人たちとは違って彼女は毎日お菓子をくれる






そうすると、俺が欲しい物がお菓子から違うものに変わっていった












「はい、紫原くん。今日のお菓子だよ!」



「わーい。ありがとぉ」



春ちんが練習終わりにお菓子を持ってきてくれた



「わーかわいいお菓子だねぇ」



中身を見ると、ピンクや白色のマシュマロだった



「でしょ!!私、こういうふわふわしたお菓子大好きなんだぁ^^」






「俺も、大好きだよぉ」



「ホント!?やったっ!」



春ちんは嬉しかったのか、胸の前で小さくガッツポーズをした




その仕草が、あまりにもかわいくて





「春ちんも、ふわふわしてる。お菓子みたい」




と、言ってみたり・・・






「え、そう?うれしいなぁ^^」




春ちんは笑顔のまま答えた




「え〜なんで?」








「だって、お菓子って紫原くんが好きなものでしょう?
そんなお菓子に見えるなんて幸せだよ^^」












スイーツ系女子

キミが見せる笑顔も、言葉も

全てがふわふわしている



そんなキミが俺は欲しいなぁ






(春ちん)
(ん?どうしたの?)




(食べてもいい?)





[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ