黒子のバスケ夢
□「期待しちゃう」
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いつもお昼になると俺のところへきて「一緒に食べよ」って言う。
放課後になると、「バイバイ」っていってくれる。
そんな彼女に俺はいつの間にか恋に落ちた。
そして思う。こいつも俺のこと、好きなんじゃねえかって。
「高尾くん!!お昼食べよ^^」
「おう!よろこんで!」
いつの間にかこの光景は日常になっていた。
「今日はね、高尾くんのために作ってきたんだよ?」
「え、マジで!?やった!」
弁当箱を覗くと、俺の好物ばっかだった。
「食べていい?」
「どうぞ^^」
「・・・うまっ!?うまっうま!」
「ホント!?よかったぁ。ちょっと自信無かったんだよね」
「いやいやうまいって!毎日作ってほしいくらいww」
「ありがとw」
「・・・なんでこんなことまでやってくれるの?うれしいけど」
「え?」
「俺、こんな優しくされたら期待しちゃうよ?」
「高尾くん?」
「橘、俺のこと好き?俺は好きだけど」
期待しちゃう
俺も男だからさぁ自意識過剰みたいなww
(・・・)
(橘?)
(ボッ/////)
(え?マジで!?//)