Sweet love
□幼い君へ
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ちゅ…
「えっ…」
両頬から二人にキスされた
「えへへ…ハイデリヒ先生大好き」
「アルばっかりズルい
俺もハイデリヒ先生大好きだ」
二人はハイデリヒを取り合うように腕を掴みにらみあう
僕は、混乱していた
二人が僕を好き?
「二人とも仲良くしてね♪」
「うっ…」
「はーい」
二人は仲良くそれからまた一緒に遊んだ
さっきの争いはなんだったのだろう?
ただじゃれていただけかな
僕はそう深く考えなかった
幼い二人が本気の恋をしていることも気づかずに…
「ハイデリヒ先生!!」
「ん?アルくんどうしたのかな」
「ちょっと来てきて♪」
何かな面白いものでも見つけたのかな
僕はアルくんに手をひかれながら着いていった
少し行くと秘密基地みたいな感じのする場所に来た
「兄ちゃんとね作ったの♪」
「素敵だね」
「先生入って入って」
「分かったよ
お邪魔します」
中は狭いけど大人の僕でもなんとか入ることが出来た