Sweet love

□ずっと前…
1ページ/1ページ


いつも遠くから見つめていただけだたみているだけで幸せでした

ずっとこのままで良かった

でも…


でも…


話がしてみたい
俺のことを知っていて欲しい
そう思うワガママな自分がいた



そんな自分と戦っていたら何年も経っていた

もう、諦めないといけない
そう思い始めていた



















「エドワードさん…」


ビックリしたアイツが俺の名前を呼んだのだから

俺はただ呆然と立ったまま






「な…なんだ?」
やっと声が出た


恐くて声が震える
緊張してしまう


「日直の仕事今日、僕の相手が休みなのでエドワードさんとやることになったので…」


「あっ、そうなのか…」

良かった
日直なら声をかけても不思議じゃないよな

「それでプリント運ぶの手伝って下さい」


「わ…分かった」

まだ緊張するがそれを隠してプリントを運ぶのを手伝い始めた




二人でプリントを運びながら並んで歩く
日直だとこれがふつうだが俺とハイデリヒが一緒になるのは初めてのことだ


だからだろうか?
緊張してドキドキする









「ありがとうございますエドワードさん」

ドキッとした

恋心は、すぐには消えてくれないらしい
「どうかしましたか?顔が赤いですよ?」

「いや、なんでもない///」

「風邪かもしれません」
ハイデリヒの手がおれの額に触れる

「う〜ん、熱は無さそうですね
でも、具合が悪くなったらいってくださいね」

「うん…」

俺の顔はきっと林檎のように真っ赤だっただろう
ハイデリヒはそのまま立ち去り俺はあいつを見つめていた


俺の片想いはまだ消えてくれそうにない
end
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ