Sweet love
□罰ゲーム〜恋の始まり〜
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「ゲームしようぜ!!」
あの時の俺は知らなかった…
「いいぜ」
このゲームが原因で大変な目に会うなんて…
【ゲーム終了】
俺は負けた…
悔しいもう少しだったのにさ
「じゃあ、エドに罰ゲーム決定だな」
「!?」
罰…ゲーム
「きっ…聞いてねぇぞ」
「あれ?言わなかったか?まぁ負けは負けだからな。
罰ゲームはお前には女装をして貰う!」
「じょ…女装///!!」
俺は罰ゲームとして、髪をおろして白いワンピースを着せられた。
「いい感じ!!よし、エド
これで女のフリして散歩して来たら罰ゲームは終了
そのワンピースはお前にやるよ」
俺は女の格好で外を歩く
正直もう泣きたい
これじゃあ変態じゃないか…
「早く…終わらせて帰りたい…」
この罰ゲームが終わることを祈りながら…
しばらくして、俺は桜並木を歩いていた。
自分が女装していることを忘れそうになりながらこの綺麗な桜を見つめる。
「もう、帰るかな」
俺が帰ろうと振り返ると目の前に…
アルが立っていた。
「…………」
ヤバいこんな格好見られた
エドは焦っていた
「あの…」
アルが話しかけてきた
「大丈夫ですか?」
こくんと頷く
「そう…良かった」
アルの爽やかな笑顔が眩しい
その後のことは覚えていない
頭の中が真っ白でアルの笑顔ばかり思い出して気がついたら家に帰って来ていた
さっさと女装の服を脱ぎその服をクローゼットに隠した
しばらくしてアルが帰って来た
「ただいま♪」
アルは何だかご機嫌なのが気にかかった
「おかえりアル…どうしたんだ?嬉しそうだけど…」
「僕ね
恋しちゃったの///」
真っ赤なアル
だがこの後俺はとんでもないことを聞いてしまう