08/17の日記

22:31
PCメガネ
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コックが鏡の前で何やらガサガサと小包を開いている。

「おい、なんだそれ」

「ああ、オレらをイメージしたメガネができたって。有名なメガネ会社が同じく有名かつ人気者のオレらとコラボしたやつ。…ってこの前、そういった電伝虫がかかってきたってナミさんいってただろ。で、多額の契約料をとりつけてオッケーしたって話…お前どうせ寝てて聞いてなかったんだろ」

「サッパリ記憶にねぇな。そんなことになってんのか」

「まったく…。そのメガネの完成品がさっきカモメ便で届いたんだよ。今みんなで試着しあって騒いでたとこだ」

ナミさんとロビンちゃんのメガネ姿、可愛かったなぁ〜と一人でメロリンしている。

「そんでお前はここで何してんだ?」

「そりゃオシャレ男子なオレ様とすりゃ、ちゃんと鏡でチェックするにきまってんだろ」

寝くされハラマキと違ってな、と軽口を叩きながら鏡に向かって装着している。

「んー、中々いい色だな。海みたいな深い青で知的なオレのイメージにピッタリだ」

そう言って振り向いたコックは濃い青色のメガネをかけていた。思わずドキリとする。

アラバスタの時の黒メガネを彷彿とさせたが、それよりも少し爽やかでシャープな印象だ。

「そんでもう一個のやつがちょっとカジュアルなデザインとかで…」

ガサゴソ。

「あ、なるほど。これはこれでいい色だな」

手元のメガネに視線を落として顔をほころばせる可愛いコックが鏡にうつっている。気になって背後からコックの手元を覗き込む。

「ウツボみてぇな色だな」

「ウツボって言うな!てめえはホント、オシャレに縁がねぇよなダサ腹巻き!」

言いながら手にした茶褐色で斑模様の入ったメガネをかける。

「どうだ?意外にいいんじゃね、コレ」

イタズラっぽく笑いながらコックが振り向いた。いつもの自分とは少し違ったイメージのメガネにちょっとだけ照れながら。

「全然いい!SEXしたい」

思わず鼻息も荒く、語気を強めて言ったら速攻で脳天から踵落としで、蹴り潰された…。


End


買っちゃいました、じんずわんぴ!CM見て存在を知って、発売日の翌日にネット検索したら、すでに青色は売り切れてた…。みんな速いね。

そんでWeb限定のウツボ色(笑)ならまだあったので、思わず買っちゃいました。

似合わないだろうな…と思ってたけど意外に大丈夫で嬉しい!サンジメガネ、テンションあがる!

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