□第25章
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イザヨイ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…!!」


ザザッ!!


ハイバラさんが行った森に着いた。


イザヨイ「ハァ…ハァ…」


?「来たか。雷影の小娘。」


イザヨイ「だ…誰だ…御前」


森の社の入り口に、白髪で、着物を着た男が立っていた。


?「クククク…名乗る程の者じゃあない。」


イザヨイ「ハイバラさんを…どうした!?」


?「遅かったな。小娘。貴様の慕うハイバラは…もういない。」


白髪の男は横にずれ、血の付いた刀でハイバラを指した。





社に横たわるハイバラの姿。


心臓を一突き。


左胸からは大量に出血。


微動だにしない。








殺されていた。












イザヨイ「……」


?「!!!!!!」


すると、辺り一面、激しいチャクラが包み込む。


?「………(なんなんだ…。この小娘は…。)」


イザヨイ「グルルル…」


イザヨイから守鶴(一尾)の衣の尾が生えてきた。


歯は口からはみ出る程の牙になり、目の白部分は黒くなり、瞳は鋭く白い線。


?「クククク…大蛇丸が欲しいわけだ。」


イザヨイ『貴様…よくも…よくも…!!』


?「!!!」


スッ   ガギィィン!!!!

ドゴゴゴ!!!



白髪の男はイザヨイのクナイを刀で受け止めたが、反動で木々を倒しながらぶっ飛んだ。


?「ゲホッゲホッ……獣だな…クククク…」


イザヨイは遠くから白髪の男を睨み、ニタァと不気味に笑う。


そして、一瞬の内に男の目の前に行き、尾で叩き付けた。


だが、そこに男は居なく、いつの間にかイザヨイの後ろに回っていた。


そしてイザヨイを蹴り飛ばす。


?「いや…これじゃ、化け物だ。」


クナイでイザヨイは攻撃を噛ます。


男は、クナイを持つイザヨイの腕に刀を貫通させ、後ろの木に再び刀を貫通させる。


?「その腕じゃあクナイも振れまい。残るは左腕だ。…だが、大蛇丸がどう思うか…。下手すればワシが殺されるからな。仕舞いだ小娘。」


男はその場を去ろうとする。



その瞬間   
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