□第37章
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サスケ「………」



風影「…復讐を生きる糧としても、何も解決はしない事を俺は実感してきた。


御前ならまだ間に合う…。憎しみに取り憑かれ、一人の世界に逃げ込むな…。


帰って来られなくなるぞ。」



サスケ「で…俺が帰ったとして……そっちには何がある?」



カンクロウ「我愛羅…やめとけ…。説得できるならナルトは失敗してねーじゃんよ。


こいつは今や暁にまで落ちた犯罪者だ…。御前とは違う。」



テマリ「それに雷影や…暁にやられた者達も黙っていない。


五影会談を襲撃した時点で国際手配される…。どの道こいつに未来はない。」



風影「………。サスケ、御前は俺と似ている…。この世の闇を歩いてきた者…


だからこそ小さな光明ですら目に届くはずだ。昔も…そして今も…」



カンクロウ「私情ははさむな…御前は風影だぞ。」



テマリ「……(我愛羅…)」



風影「ああ……」



我愛羅の砂は周りに広がった。



サスケは加具土命を我愛羅達に飛ばすが、我愛羅の絶対防御の砂は全て受け止める。



黒ツチ「す…すげー」



デイダラ「風影の絶対防御か…うん」



黒ツチ「雷影の方は終わったけどよ、やっぱ巻き込まれたらやばいぜこれは。」



デイダラ「…だな」



サスケ「炎遁をここまでガードされるとは。絶対防御は健在だな。」



雷影「まだかシー!」



シー「もう少しです!」



イザヨイ「白蘭、白蓮、白夜。チャクラを貸して。サスケ、近い内に須佐能乎を出す。」



ダルイ「協力する砂の衆!!初弾は俺が!続けてたたみかけお願いする!」



カンクロウ「よし!」



ダルイ「嵐遁・励挫鎖苛素!!」

カンクロウ「赤秘技・機々三角!!」

テマリ「大鎌いたち!!」

風影「連弾・砂時雨!!」



ドドドドド!!



香燐「!?(こ…これって!!)」



ゴゴゴ…



「「「「!!」」」」



サスケ「我愛羅…御前以上の絶対防御だ。」



雷影「ワシの攻撃をガードしていたのもアレか…」



シー「(このチャクラ…あの時の幻術と同じ…!)」



水月「なんか…ヤバそうだな……」



香燐「(…このチャクラ…もう前のサスケじゃねェ…冷たすぎる……!!)」



風影「闇の…力か…」



サスケ「両目の万華鏡を開眼した者だけが手にする力…。

第三の力……“須佐能乎”だ」



香燐「!(なんだ、このチャクラ…!)」
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